みなさんは、目標を立てて人生に前向きに取り組めていますか?
「30代までにこうなりたい」
「40代のキャリアに向けて、今はこれをしなきゃ」
そうやって逆算して頑張ろうとするほど、計画通りにいかない現実に焦ってしまうこと、ありませんか?
実は、偉そうに言っている私も同じでした。私は長く外資系IT企業に身を置き、営業や営業部長として、徹底的な「目標管理」を叩き込まれてきました。会社の成長目標が個人目標へと細かく落とし込まれ、毎週その進捗を報告する。そんな、常に数字と計画に追われる生活が当たり前だったのです。
目標を達成するために、社内外の人材、ツール、予算などのリソースをどう調達し、どう稼働させるか。時間軸を決め、中継点(マイルストーン)を置き、進捗チェックをしては軌道修正する――。最終ゴールに向けて全力で努力することが、私の日常であり正義でした。
でも、あるときふと思ったんです。
「果たしてビジネスも、私たちの人生も、そんなに予測や計画通りに進むものだろうか?」
むしろ、不測の事態が連発したり、会社の状況が急に変わったりして、階段から足を踏み外して転げ落ちそうになることの方が多いのではないでしょうか。
ただ、想定外のことが起きたからといって、そこでキャリアが終わってしまうわけではありません。何が起きようとも、私たちの仕事人生はその先も続いていきます。
予測できない未来を味方にする方法
ここで、私自身の救いにもなった一つの考え方を紹介させてください。クランボルツ教授が提唱した「計画的偶発性理論(プランド・ハプンスタンス理論)」です。
この理論では、キャリアを「ガチガチに固定されたもの」とは考えません。むしろ「変化することは当たり前」という前提に立ち、その時々の予期せぬ出来事や出会いから得られた知見、新たなつながりを、貴重な財産として活用していきます。
これを私なりに解釈すると、「目の前の変化に恐れず飛び込み、そこでの学びや出会いを意図的に自分の血肉にしていくこと」が何より大切だと思うのです。
例えば、あなたが技術者で、そのスキルを武器に将来フリーランスとして独立したり、転職したりすることを考えているとします。もちろん技術を高めることは必須ですが、それと同じくらい、いざという時に支え合える「優秀な人材ネットワーク(友人、知人、元同僚、コミュニティの仲間)」が必須になるはずです。
そう考えると、ガチガチの計画を立てるよりも、「普段から色々な場に顔を出して、横のつながりを作っておこう」というアクションの方が、よっぽど未来の自分を助けることに気づきますよね。
完璧な計画よりも、少しの「おっちょこちょい」さを持とう
計画的偶発性とは、何もかも100%予測することではありません。「自分に必要な領域や経験」に自ら飛び込んで経験を積み、味方を増やしていくことです。
「どの方向に進みたいか」という大まかな意図さえ持っていれば、途中で予想もしていなかった人との出会いや、一見失敗に思えるような遠回りも、すべてあなたの人生を分厚くする貴重なストーリーに変わっていきます。
一番もったいないのは、「計画通りにいかないかもしれない」と不安になって立ち止まってしまうことです。変化の激しい今の時代、動かずにいること自体が、時間や可能性を無駄にしてしまう最大のリスクになりかねません。
毎日仕事に追われていると、どうしてもリスクを取るのが怖くなりますよね。その気持ち、本当によく分かります。
もし、今の私とみなさんに少しだけ違いがあるとすれば、私は「最悪ここまでは大丈夫」という許容できるリスクを頭の片隅で計算したら、あとは思い切って飛び込んじゃう「おっちょこちょい」な軽快さを持っていることくらいです(今時はあまり聞かない表現ですが……笑)。
完璧な計画の奴隷になるのは、もうやめませんか?
少し肩の力を抜いて、新しい一歩を踏み出してみましょう。
💡 あなたの「これから」を、一緒に作っていきませんか?
「そうは言っても、自分の場合はどこへ飛び込めばいいんだろう?」
「今の仕事を続けながら、どうやって次のキャリアを備えればいいか分からない」
そんな風に一人で抱え込んで悩んでしまうときは、ぜひ私に声をかけてください。
ガチガチの計画ではなく、あなたの強みや価値観を大切にしながら、変化に強いキャリアプランを一緒に考えるサポートをしています。同じビジネスパーソンとして、フラットに、これからの作戦会議をしませんか?
まずはカジュアルな悩み相談から大歓迎です。興味のある方は、ぜひこちらの問合せフォームからお気軽にご連絡くださいね。


